あと施工アンカー/Fastening
あと施工アンカーとは、コンクリートが固まったあとで施工されるアンカーと定義されます。すなわち、コンクリートに穴をあけアンカーボルトを挿入しすき間を埋めて固着し、設備機器・構造物などの取り付け・接合に使用されます。あと施工アンカーの分類は、金属系アンカーと接着系アンカー及びその他アンカー類の3グループに大別されます用途に合わせて使用されます。
金属系アンカー
金属拡張アンカーとその他の金属アンカーに分かれます。金属拡張アンカーは、母材に予め穿孔した孔の中でその拡張部が開き、孔壁に機械的に固着するものをいいます。
接着系アンカー
母材に予め穿孔した孔に充填した接着剤(カプセル方式又は注入方式)が化学反応により硬化し、定着部を物理的に固着するものをいいます。
その他アンカー
金属系アンカー、接着系アンカー以外のアンカーを言います。材質(金属、プラスチック等)及び固着方法(打込式、ねじ込式等)とも色々あります。
耐震補強壁用アンカー1
耐震補強壁用アンカー2
落橋防止用アンカー1
落橋防止用アンカー2
変位制限装置・拡幅用アンカー1
変位制限装置・拡幅用アンカー2